金津波

松本・恵比寿講 縁起菓子「金津波」  今年収穫した北海道産大納言小豆使用
伝統行事・松本恵比寿講が開催される11月の第3週末
19日・20日(*2022年) 1年でわずかこの2日間だけの限定販売
*数量限定の為、お早目のご予約をお勧め致します。
*箱入りのご用意はございません。日持ちが短いですのでご注意ください。

地方発送は11月19日初日出荷分のみ受付可能

【「金津波」の由来】
松本の経済が農業で支えられていた時代の話。 農家は豊穣の秋にまとまった収入を得ていました。
山に雪が降る頃になると冬支度の買い出しに、馬車や荷車を引き町(松本)へ繰り出します。
商店では11月19日・20日の「恵比寿講」に太い青竹に恵比寿・大黒・大判・小判などのの縁起物を吊るし街中を飾り、一年中で最も盛大な売り出しをしました。
大きな売り上げを「お金の津波」に例え、縁起菓子「金津波」を販売しました。
深志神社境内の本町恵比寿殿に参拝し、「金津波」を買う事が楽しみの一つで、開運堂は店頭で徹夜で作り、一晩で10万個も売ったと伝え聞いています。
生活と近代化と共に恵比寿講は衰退し、今は「金津波」が当時の名残です。伝統行事は郷土の歴史を伝える貴重な財産です。この時期に「金津波」を作る事で松本の歴史と文化の伝承になれば幸いです。

開運堂の「金津波」は全国各地で通年売られる金つば(金鍔)とは生い立ちが異なり、11月19日・20日の松本恵比寿講のころ、数日間のみ販売いたします。
昔はお金を模り円形でしたが祭りの衰退したところから角型に変わりました。