どらやき

「どらやき」に使用している「小麦粉」は、開運堂の取り組みの一環として「地産地消」を推奨し、少し割高でも地元で収穫された長野県産の小麦を用い、どらやきの皮だけでも美味しく定評のある“ふっくら・しっとり”とした生地に焼き上げました。
「あんこ」はその生地に合うように、古くより小豆(あずき)の名産地であります北海道・十勝産の極上エリモ小豆をたっぷりと使用し、どらやき専用の「つぶあん」として、経験豊富な職人が大きな銅釜を用いて、愛情込めて美味しく炊き上げます。
大きくて立派な銅釜はムラなく均等により効率良く熱せられるため、あんこづくりには必須のアイテムです。
多くのお客様からお褒めの言葉を頂戴する開運堂のあんこは、数多くのお菓子それぞれに合わせた独自レシピで炊き分け、その日の気温や天候を見極めながら仕上げる、長年の経験と伝統に基づく開運堂の和菓子職人だからこそ成せる技で出来上がっています。

また、初夏(6月・7月)と初秋(9月)に季節限定アイテムとして、ここ近年に新発売したのが「りんごどらやき」です。
暑くなり始める時期は、どうしても甘いものを敬遠しがちになるため、「そんな時期にピッタリの商品開発を」ということで新しく生み出されました。長野県の特産物でもある「りんご」に目をつけ、りんごの酸味を生かしたヒット商品です。
おかげさまで年々人気を高め、「毎年楽しみにしている。」とお声を頂くほど、大勢のお客様に愛される商品となりました。

「りんごどらやき」は、通常のどらやきの皮に“角切り”と“すりおろし”の両タイプのりんごをミックスしたオリジナルブレンドのりんごジャムを挟んだ商品です。
タイプの違うジャムをブレンドすることで、角切りは食感を残しつつ、りんご本来の酸味を。すりおろしは口当たりを良くし、味全体の風味をまとめ、まろやかな甘みでより角切りの酸味を引き立たせます。

どらやきはシンプルなお菓子ながら、開運堂のこだわりがたっぷりと詰まった、厳選素材と職人技が積み重なり今日に至ります。是非その味わいをどうぞ堪能くださいませ。