日本三大あずき、あずきの産地について

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「和菓子の材料」といえば、「あずき」をまずはじめに思いつく方が多いと思います。実際に、和菓子に最も多く使われる材料といえば、餡の材料となる豆類です。中でも「小豆(あずき)」なしでは、和菓子を語ることはできません。
今回は、「あずき」について詳しくお話をして参りたく思います。ぜひ、このお話が気に入りましたら、「和菓子」を食べながら誰かにお話してあげてみてはいかがでしょうか。

小豆とは

小豆という表記は「大豆」との対比で生まれたものと考えられ、専門家の間では「ショウズ」と呼ばれることもあります。
日本では古くから、赤い小豆は魔を祓う「陽力」がある食べ物として崇められてきました。おめでたいハレの日に赤飯を炊くのはこのためです。
「地小豆」という言葉があるように、小豆は日本全国どこでも栽培可能です。特に有名な産地は丹波、備中、北海道などで、一般に流通している国産小豆の約90%は北海道産です。そして、その小豆の大半が和菓子の餡や、かの子豆(豆の形を残したまま甘く炊いた豆)に加工されます。

なお、白餡には、いんげん豆の仲間がよく使用されます。その中に「手亡(てぼう)」という種類があります。いんげん豆の仲間は蔓を巻くため、支柱の‘手助け’が必要ですが、手亡は半蔓性のため‘手がなくても良い’ためにこの名前が付けられています。白餡の材料には、ほかに大福(おおふく)豆、ふくしろ豆、白小豆などが使われます。青えんどうはうぐいす餡に、赤えんどうはまめ大福や豆かん、あんみつに欠かせません。

日本三大小豆とは

「あんこ」が大好きな方でしたら、既にご存知かと思います。
北海道・丹波・備中が、日本の三大産地です。どこの産地もの小豆も、美味しいので和菓子やさんではよく使われており、使用されている旨を商品のキャッチコピーにしていらっしゃいます。また、小豆の粒の大きさで5.8ミリの篩(ふるい)にかかり、大きく色の濃いものを「大納言」と呼ばれております。「丹波大納言小豆」「備中大納言小豆」という言葉、聞いた事ありませんか?また、その下の粒の大きさを「中納言」と呼ばれます。「中納言」で有名なものは「えりも、しゅまり、きたのおとめ、さほろ」など、北海道が産地のものが主です。

参照:全国和菓子協会(http://www.wagashi.or.jp/

開運堂のどらやき

今回ご紹介するのは、「どらやき」。開運堂の「どらやき」は数十年来、松本の庶民の味として親しまれております。小麦粉は100%長野県内産、小豆は十勝産極上エリモ小豆を自家製餡し、材料にこだわった、どら焼きです。

どらやきは、船出を報せる銅鑼(どら)から名付けられたと云われており、物事のはじまりや、その無事を祈念する想いから慶弔事ともにご利用いただけます。
永年改良を重ねた独特のレシピでふんわりと焼きあげ、あくまでシンプルな品を目指しています。
お取り寄せ可能な美味しいどらやきは自慢のおすすめ商品です。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2488