カカオ豆からチョコレートができるまで

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みなさん、こんにちは。開運堂です。バレンタインが近づいてまいりますが、みなさまは、「チョコレートの原材料」ってご存知でしょうか?原材料が「カカオ豆」であることを知っていらっしゃる方は多いと思いますが、その「カカオ豆」をどのように処理して美味しいチョコレートに加工するかまで存じている方は少ないと、思います。今回は、カカオ豆から美味しいチョコレートができるまでについて、お話いたします。

カカオ豆について

まずはじめに、簡単に「カカオ豆」についてお話いたします。カカオ豆は学名で「テオブロマ カカオ(Theobroma cacao L)であり、「テオブロマ」とは「神様のたべもの」とい意味で、メキシコ・アステカ族の神話に由来しています。昔、カカオ豆は王様や貴族、あるいは富裕層だけの貴重な食べ物でありました。

カカオ豆は赤道の南北緯度20度以内の平均気温が27℃以上、年間で気温の上下差がごく狭い高温多湿な地方で栽培されている熱帯植物です。樹は生育すると高さは7〜10メートル、幹の太さが10〜20センチに成長いたします。枝だけではなく、幹にも結実する不思議な植物です。実は「カカオポッド」と言われ、長さ20センチ位のラグビーボールのような形状で皮の厚みが1センチ以上です。その実の中に、白い果肉に包まれた30から40粒、豆が入っております。

カカオの実は、品種によって特徴があります。チョコレートメーカーではカカオ豆を何種類かブレンドして風味を活かしたチョコレート作りをいたします。

チョコレートは実は発酵食品です

カカオ豆は、カカオポッドから取り出して、豆を醗酵いたします。この醗酵の過程によってカカオ豆の香味成分が熟成されます。豆の種類にもよりますが、おおよそ1週間程度行います。醗酵が終わった種子を水分が6%以下になるまで天日乾燥させます。
豆のまま、チョコレート工場へ届き、豆を砕き、焙炒し、さまざまなカカオ豆を配合させて摩砕するとドロドロ状のカカオマスができあがります。カカオマスにミルクや砂糖、バターなどを配合して長時間練り上げることで、美味しいチョコレートが出来上がります。
チョコレートはカカオ豆から作られますが、いかがでしょうか?思っていたよりも、たくさんの工程を得ていると、感じた方もいらっしゃるのではないかと、思います。

(参考:日本チョコレート・ココア協会)

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