開運堂のくるみ餅「徳本峠」販売開始(2023年)

みなさま、こんにちは。
もう4月も終わりですね。全国的に桜が早く咲いて桜前線も残すは北海道の一部ぐらいでしょうか?
海外からのお客様も相当多く来日・来松されて、日本列島の春を満喫される様子が伺えます。

上高地開山祭

4月27日に今年は無事に上高地の開山祭も執り行われ、ますますハイキングや登山を楽しむ服装の方を多く目にするようになりました。
松本から北アルプスの入り口である上高地までは、乗り継ぎが少なく、アクセスも整備されています。
松本駅から新島々駅まで電車で約30分、その後は新島々よりバスで約1時間です。なお、乗用車を利用する場合、上高地はマイカー規制がありますので、沢渡よりバスにて向かいます。
ですが、昔からこんなにも簡単に上高地へ向かうことはできませんでした。
『徳本峠』について、ご案内いたします。


開運堂のくるみ餅「徳本峠」


まず最初に上高地開山祭とともに毎年4月27日より販売される開運堂の「徳本峠」
黒糖風味の求肥餅に刻んだクルミを入れ、きな粉をまぶした「くるみ餅」です。1箱7切入
信州の山々を愛する多くの登山家達に愛でられ、育てられ、ロングヒットを続ける伝統ある人気の季節限定商品です。
信州・松本からの季節のお土産に最適です。


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徳本峠

とくごうとうげ
今では上高地へ向かうにのに新島々よりバスで向かうことがメインルートとなっています。
しかし、1933年までは梓川沿いに車道のない時代がありました。
バスが開通する前は松本市の「島々(しましま)」から、峠を越えて上高地へ向かうのが唯一の手段。その峠が徳本峠で、由来には諸説あります。
「上高地徳本へ行くための峠」ということで、地名の「徳本峠」と名付けられ説や、峠付近一番近くにあった山小屋の主人が「徳本」だったという人名説など・・・。
いろいろ調べてみるのも面白そうですね。

場所は中部山岳国立公園内にあり、標高2135メートルの場所です。「登山道」として広く知られています。
徳本峠が知れ渡ったきっかけは大正時代の近代登山ブームによるものとされています。
当時、著名な文人も登山を嗜んでおりましたので、高村光太郎や芥川龍之介も通られておるなど貴重な伝記があるそうです。
なお、新島々から峠までは7時間かかりますが、峠からの槍・穂高連邦の姿は絶景ですので、今でもその絶景を見るために、登山道を通られる事もいらっしゃいます。


登山を広めた海外からの宣教師

「ウォルター・ウェストン」氏
徳本峠が知れ渡るきっかけとなったのが日本近代登山史の礎、海外の治金技士や宣教師によるものです。
明治時代にイギリスのウィリアム・ゴーランドが初めて槍ヶ岳に登り、飛騨山脈を「日本アルプス」と命名したことや、宣教師のウォルター・ウェストンが日本の山々を世界中に紹介したことなどが有名とされています。
そういった歴史や背景により測量や登山が国内で注目されるようになりました。もちろん、その時にも徳本峠を越えています。
また、長野県の学校の多くには「学校登山」という長野県特有の行事がありますが、明治時代より理科と体育の教育目的より導入されて、広く奨励されています。





山讃 (さんさん)

「 山讃 (さんさん)」
山の日が制定された年に山をテーマとした詰合せ「山讃」を記念発売しました。
開運堂のくるみ餅「徳本峠(とうごうとうげ)」と、ウエストン氏の胸像を刻印した「ウエストンビスケット」の詰合せです。
こちらのビスケットも、大変ご好評いただき通年販売するほど人気商品です!
是非こちら単体でもご購入いただけますので宜しくお願い致します。


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