お土産文化の発祥

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みなさま、こんにちは。開運堂です。
「長野県」にはたくさんの素敵な観光地がございます。「日本の屋根」と呼ばれるアルプス山脈の入り口となる「上高地」や登山やウインタースポーツが楽しめる「白馬」「八ヶ岳」。歴史を感じる国宝である「松本城」や「妻籠宿、奈良井宿」などの宿場町。日本のチロルと呼ばれる絶景地「下栗の里」。観光地がと共にたくさんの「お土産」が存在しております。
今回は「お土産文化」に触れながら、開運堂がおすすめいたします商品をご紹介いたします。

お土産文化の発祥

日本には、その土地と結びついた名産品が多数ありますが、そもそも「おみやげ」の起源には、神社仏閣への参詣が深くかかわっているようです。
もともとは神社仏閣に参詣したことを、帰宅してから家族などに報告するための証拠の品として、寺社などからの「授かりもの」を持ち帰るのが「おみやげ」の原初的な形態だったようです。

日本でおみやげ文化が主流になったのは、江戸時代のお伊勢講がきっかけとされています。当時庶民にとって、一生に一度の夢は伊勢神宮への参拝。しかし旅費が高額だったため、村人皆でお金を出し合い、くじ引きで選ばれた代表者が参拝できる「お伊勢講」という仕組みを作りました。村人は代表者に餞別を渡して自分の祈願を頼み、代表者は神社でもらうお札を貼る板「宮笥(みやげ)」を村人分買って帰りました。

しかし、参詣する人数が増えていくと、すべてを「授かりもの」とするわけにもいかなくなり、これに代わる品を「おみやげ」として売る店が門前に発達し、神社仏閣の門前や街道の茶屋などで、餅・団子・饅頭の類が「名物」として知られるようになりました。

また、伊勢神宮参りだけではなく、他の地方ですと、福岡で言えば、太宰府天満宮の「梅ヶ枝餅」や宮地嶽神社の「松ヶ枝餅」が、それにあたるようです。
そして、近代になり、鉄道が発達し、それとともに、日本独自の「おみやげ」文化が発達していきました。

お土産文化は日本由来

欧米では、親しい人に心からの善意でお土産を買うことはありますが、儀礼的に職場の方々にという考え方は無いと聞きます。souvenirという単語がありますが、本来の意味は自分の記念品、自分のためのお土産を指すそうです。誰かにあげるのは、souvenirではなくgiftだそうです。

開運堂の白鳥の湖

今回ご紹介するのは、「白鳥の湖」。スペインのアンダルシア地方に伝わる「幸せを呼ぶ」お祝いのお菓子である「ポルボローネ」の製法で作っており、ポルボローネは幸せのお菓子とも言われています。
可愛らしい型押し図柄や、1つずつ丁寧に包んだ慎ましい姿、アイコンシールが人気です。おかげさまで若い女性からの圧倒的支持をいただいておりまして、多くのファンをもつ、お取り寄せ人気ナンバーワン商品です。数多くの雑誌に掲載ご紹介いただいております。
是非、一度この食感を味わってみてください。さくっ、ほろほろ…口にいれた瞬間、とけてなくなる不思議な食感です。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2708

開運堂のこれはうまい

今回ご紹介するのは、「これはうまい」。大正時代後期に「くるみ饅頭」として発売したところ、「これは旨い」と、とてもありがたいことに大評判となりました。評判をそのまま菓名にいたしました、百年を数える松本の名物です。大納言(?)のつぶ餡を包み、くるみを乗せて焼き上げました。くるみの歯ごたえと香ばしさ、餡の風味をお楽しみいただけます。昔も今もこれからも、これは旨いと言われる逸品です。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2505