浄血や造血作用、デトックス作用にも注目。よもぎの歴史と効能

みなさま、こんにちは。開運堂です。
信州の気候は寒暖差が大きいのが特徴ですが、やっと開運堂のある松本市でも日中過ごしやすい季節になってまいりました。

春になると…「よもぎ風味」のお団子が食べたくなりませんか?
今回は「よもぎの歴史と効能」についてご説明いたします。「だから、草餅に”よもぎ”を利用するのね。」とご理解いただけるかと思います。

よもぎの生命力はとても旺盛、踏み潰されたり、ちぎられたとしても日当たりさえ良ければどんな荒地での繁殖します。また、根がとても丈夫ですので引き抜くのも困難。除草剤にも負けないほど地下に伸びている場合もあります。
その生命力にあやかり、昔の人々はまず、ヨモギの優れた生命力に注目し、食べ始めたといわれています。そして、食べたり煎じて飲むことにより、いろいろな効能が確かめられ、伝えられてきました。お灸の艾(もぐさ)も原料になっているのは、よもぎの葉です。よもぎの主な効果は浄血や造血作用、デトックス作用(むくみの改善)、冷え性改善、美容効果ですので近年では女性の間で「よもぎ蒸し」が流行っている事も納得できますね。

よもぎは、東西問わず手に入ります。ヨーロッパでは「ハーブの母、ハーブの女王」とも呼ばれるほど広く用いられております。古代エジプトやローマではパンに混ぜたり、リキュールとして漬けたりして利用されています。
漢方では漢方でも艾葉(がいよう)と言う名前で知られ、中国の文献によると「艾」とは「疾(やまい)を艾する(止める)」の意味であるとされています。幼い頃に転んで膝を擦りむいた時に「よもぎの葉で止血できるよ。」という話、聞いた事があるかたもいらっしゃると思います。
日本では、平安時代の書物に薬草として使った事が最古の書物として記されています。
ちなみに、よもぎの生命力より、よもぎに対して「子孫繁栄」という思いを重ね春の節句のお祝いに餅にして食すようになったことが草餅の由来です。

開運堂の草だんご


春を告げる逸品。よもぎ薫る 草だんご。
よもぎのお団子1箱8粒に、北海道産小豆のつぶ餡をたっぷりとのせました。
風味豊かなよもぎ餅と相性の良い開運堂自慢のあんこ。毎年、春の人気商品です。
「爽やかな風味とあんことの組み合わせが大好き!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。4月から5月下旬にかけての限定販売のお品物。ぜひこの機会にご賞味くださいませ。
草だんご ご購入ページはこちら!
https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2657