いわさきちひろさんについて

関連するお菓子: ちひろの世界ちひろの世界 木の葉の精木の葉の精 りんごの天使りんごの天使

みなさま、こんにちは。開運堂です。
「いさわさきちひろ」さん、ご存知でしょうか?今回は長野県に由来あり、開運堂とコラボレーションを販売させていただいております、「いわさきちひろ」さんについてお話いたします。

いわさきちひろさんは、福井県武生(現・越前市)に生まれ、東京で育ちました。父・正勝は陸軍築城本部の建築技師、母・文江は女学校の教師。当時としては珍しい共働き家庭で育ちました。東京府立第六高等女学校を卒業し、藤原行成流の書を学ばれました。絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事しております。疎開先の母の実家(長野県・松本市)で終戦を迎えられており、制作活動の際には両親のもとへ息子を預けていることより、長野県に由来がございます。

平和を愛する画風

「いわさきちひろ」さんは、子どもを生涯のテーマとして描き続けた画家でした。モデルなしで10ヵ月と1歳のあかちゃんを描き分け、その観察力とデッサン力を駆使して、子どものあらゆる姿を描き出しています。「いわさきちひろ」さんの作品は、母親として子育てをしながら、子どものスケッチを積み重ねるなかで生まれました。日本の伝統的な水墨画の技法にも通じる、にじみやぼかしを生かした独特な水彩画には、若き日に習熟した藤原行成流の書の影響も見られます。

青春時代に戦争を体験され、画家として活動された時代はベトナム戦争が真っ只中。「いわさきちひろ」さんは、「世界中のこども みんなに 平和としあわせを」ということばを残しています。「いわさきちひろ」さんが描いた子どもや花は、今もいのちの輝き、平和の大切さを語り続けています。子どものしあわせと平和を願い続けた事が画風にあらわれており、とても優しいタッチです。

開運堂のちひろ商品

いわさきちひろはふるさと信州の風物を愛していました。
絵のなかに流れる優しく、すがすがしい雰囲気は、アルプスの麓、安曇野の水や大気につながっています。
実家のあった松本市はお城や古い町並みを通して、昔から伝えられてきた文化の魅力をちひろの心に刻んできました。
松本の老舗 お菓子の開運堂は、ちひろがものごころつく前からその味に親しんでいたところです。
このお菓子はちひろの絵の印象から開運堂が創り出した味です。
絵もお菓子も人の心をなごませる大切な文化のひとつです。
文化というものは歴史や自然のなかで相互に影響しあいながら発展してゆくものなのでしょう。
心あたたまるひとときを、ちひろの絵とお菓子で楽しんでいただければ幸いです。

参照:いわさきちひろ美術館(https://chihiro.jp/

開運堂のりんごの天使

今回ご紹介するのは、「りんごの天使」と「木の葉の精」。「ちひろ美術館」様との共同企画商品です。
信州安曇野は林檎の産地。ちひろさんも林檎や林檎畑を描いています。その一作が「りんごと天使」。
この林檎は、「紅玉(こうぎょく)」でしょう。なつかしい林檎です。「りんごの天使」は、紅玉りんごを使用した一口サイズのアップルパイです。紅玉は固くて酸っぱいので、現在の味覚には合わず、栽培する人も稀な品種です。
しかし、お菓子にはこの固さと酸味が最高です。
希少な紅玉リンゴを探し求めて、ちひろの絵に相応しい美味しい和風アップルパイを創作しました。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2733

開運堂の木の葉の精

こちらの商品も「ちひろ美術館」様との共同企画商品です。安曇野に雪の気配を感じさせる落葉。この絵はそんな雰囲気を漂わせていませんか。
森をイメージして、楓の樹液を精製した天然甘味料メープルシュガーの個性的な風味に、森の恵みの香ばしいナッツ類を加え、さらにほんのりオレンジピールを効かせた深みのある味わいに仕上げた一口サイズのパウンドケーキです。メープルシュガーの甘い味わいとオレンジピールの爽やかさが紅茶によく合います。個包装、5個入りからご用意しておりますので、プチギフトやお手土産としておすすめいたします。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2740