長野県の山岳風景と道祖神

「山開き」の季節になってまいりました。開運堂本店の最寄り駅である松本駅にも、登山を楽しまれる方を目にする機会が増えてまいりました。
長野県には北アルプス、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳と3,000m峰の山々が連なる山脈があります。夏でも涼しく高山植物を愛でることができますので、登山だけではなく、避暑やハイキングを楽しまれる方もいらっしゃります。
さて、今回は開運堂の工場のある「安曇野市」からの風景には欠かせない「常念岳」と「道祖神」についてお話いたします。

常念岳

常念岳は、飛騨山脈南部の常念山脈にある標高2,857mの高さの山。松本市と安曇野市にまたがっております。南北に続く穏やかな起伏の少ない稜線の中にピラミッド型の山容をしているのが特徴。常念岳に向かう登山道はありますが、山容を楽しみながらのんびりと観光されたり、サイクリングを楽しむのがおすすめです。

道祖神

安曇野にはいたるところに道祖神。500体を超えるといわれており、旅人の安全と人々の暮らしを見守っています。村の守り神として、村の中心や道の辻、三叉路に立っております。多くの場合、道祖神と同じところに庚申塚・二十三夜塔が祀られています
道祖神は塞(さえ)の神とも言われ、幸いの神・歳の神などと記されることもあります。「さえ」とは「さえぎる」の意で、本来は悪霊や疫病など邪悪なものが集落に入り込んでこないように、辻村境・峠などに祀ってきたのが始まりで、これに猿田彦神話や道の神思想などが結びついていきました。それぞれの道祖神は「縁結び」「疫病退散」「五穀豊穣」「家内安全」「子孫繁栄」などの願がこめられており、彫刻の種類や表現はさまざまです。

(参照:安曇野市役所、安曇野市観光協会HP)

開運堂のあづみの風情


安曇野のシンボル「常念岳」と「道祖神」をデザインしたモナカ種に、砂糖キビから抽出した糖蜜で煉った素朴な風味の珍しい白餡を詰めたモナカです。
5個入、12個入、24個入をご用意しております。長野らしさを感じ取れる、お菓子ですので、お土産としてもおすすめいたします。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2622

開運堂の道祖神


香ばしい小豆の焦し粉に和三盆糖を添えた上品な落雁。
夫婦和合・家内安全・・・信州安曇野は道祖神のふるさと。
野仏のほほえましい前後の姿を極秘の製法で見事に表現したユニークな品です。
薄茶席のお干菓子として好評です。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2548