新しい年号「令和」の由来と、開運堂の「白鳥の湖」

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5月1日より新しい年号になりました。また、年号の改元にあたり「退位の礼」と「即位の礼」が執り行われたこともあり、今年のゴールデンウィークは最長10日間という長い休暇であった方もいらっしゃると思います。今回は『新しい年号:令和』について、お話いたします。

5月1日から「令和」へ

「令和」とは、万葉集から出典されております。万葉集は、日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけではなく、防人や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌約4,500首がおさめられ、日本の豊かな国民文化と、長い伝統を象徴する国書です。
万葉集5巻の梅花の歌三十二首并せて序の『初春の令月にして 気淑く風和らぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫す』との文言から引用したもと言われています。

「令和」に込められた意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育ち、明日への希望と共に、日本人1人ひとりが大きな花を咲かせる」」 という意味です。政府は「令和」考案者を明らかにはしておりませんが、日本文学研究者で万葉集の研究でも知られる、国学者の中西進氏と言われています。
また、「平成」までの247の元号すべてが中国の古典より出典としているとされていましたたが、日本の古典から引用されたのは初めてのこと。また「令」の漢字を使用した元号は初めてのことです。外務省は海外の方に正確に理解していただこうと、「令和」には「beautiful harmony」、美しい調和という意味が込められていると説明するよう、海外に駐在する大使などに指示を出したと言われております。また、手話で「令和」を表現する時には出典となった万葉集の歌より、「つぼみが花開いて咲くように、指先をゆっくりと開く動き」を採用しております。

改元にも、情緒や風情、趣を大切にする日本特有の奥ゆかしさが溢れていますよね。

開運堂の白鳥の湖


令和元年5月1日より、「缶入り」にパッケージを変更いたしました。食べ終わった後は…小物入れとしてお使いいただくことをはじめ、松本を観光された時の切符やチケットなどの観光の思い出の品々を詰めていただいても。
スペインのアンダルシア地方に伝わる「幸せを呼ぶ」お祝いのお菓子である「ポルボローネ」の製法で作っており、ポルボローネは幸せのお菓子とも言われています。
可愛らしい型押し図柄や、1つずつ丁寧に包んだ慎ましい姿、アイコンシールが人気です。おかげさまで若い女性からの圧倒的支持をいただいておりまして、多くのファンをもつ、お取り寄せ人気ナンバーワン商品です。数多くの雑誌に掲載ご紹介いただいております。
是非、一度この食感を味わってみてください。さくっ、ほろほろ…口にいれた瞬間、とけてなくなる不思議な食感です。

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