信州教育のシンボル「旧開智学校」八角の高楼をモチーフにした開運堂の御菓子

関連するお菓子: 開智開智

開運堂には、「長野県にまつわるお菓子」がたくさんございます。今回ご紹介する「開智」をはじめ、安曇野の風情に欠かせない「常念岳」や「道祖神」、「徳本峠」など。それは、開運堂が地元に根付き”松本菓子”の文化を創り上げてきた事のあらわれと思っております。お菓子は地方文化の象徴とも言われております。

なお、令和元年5月17日より、「近代教育の黎明(れいめい)を象徴する最初期の擬洋風学校建築として、深い文化史的意義を有している」と評価され、県内では10件目の国宝に指定されました。また、明治以降の学校建築の国宝指定は初めてとなっております。

今回は、学都・松本の歴史には欠かせない、「旧開智学校」についてお話いたします。

信州の教育のシンボルとして

旧開智学校は、開運堂の本店があります松本市に位置し、明治9年(1876年)に竣工し、昭和38年(1963年)まで使用された日本で最古の小学校です。明治時代初期の擬洋風建築の代表作として重要文化財に指定されております。建築の外観だけではなく、実際に館内見学も楽しめます。校舎を手がけたのは、松本の大工棟梁。東京や山梨などの擬洋風建築を見学して独創的な校舎を創建しました。天使と竜の彫刻、色ガラスや寺院から転用した桟唐戸などが施されております。

展示スペースには実際に使用されていた机やオルガン、当時使用されていた教科書も残っており、旧開智学校で保存している各種の教育資料は、質・量共に日本一ともいわれておりますので、建築資料としてだけではなく、教育資料としての価値も果たしております。

当時は現存校舎の他に30余室の教室棟があり、「広大華麗・地方無比」と言われており、児童は約1300人が通っておりました。施工費の7割を松本の全住民による寄付のより調達し、残りの3割りは特殊寄付金にて調達しました。松本の人々の教育に対する熱意が非常に高かった事を伺い知ることができます。

(参照:松本市HP、松本まるごと博物館)

開運堂の開智


浮焼菓子1箱12枚入です。その出来が軽ければ軽いほど上等とされる「ふやき菓子」。
丁寧に香ばしく仕上げました。サクサクとして軽さと、ほどよい上品な甘醤油味が優しいくちどけ。気持ちも優しくさせてくれます。
松本市の観光名所「開智学校」は、信州教育のシンボルとして、「愛」「正」「剛」を校訓に、文明開化の香り高い八角の高楼を戴き、明治6年華麗にして、広大な日本一の小学校を筑摩県の松本に千余名の学童を擁し、開校しました。「開智」はその開智学校の天にそびえる八角の高楼をモチーフにした御菓子です。

https://www.kaiundo.co.jp/products/detail/2549